1. オンライン検索のポイント
(1) 検索システムを選ぶ際の注意点
上手な検索のためには、適切な検索システムを選ぶことが重要である。
そのためにはまず、探している情報が、検索しようとしているシステムの収録対象となっているかどうかをチェックする必要がある。
以下は、収録対象をチェックする際の代表的なチェックポイントの例である。
▼主題分野は?
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▼資料種別は?
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▼収録範囲は?
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システムの収録対象は、そのシステムを紹介するページや、「ヘルプ」のページなどに記載されていることが多い。
以下は、システムを紹介するページから抜粋した例である。
▼CiNii Books
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▼国立国会図書館サーチ
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(2) そのシステムの特徴は?
次に、そのシステムの特徴をチェックする。
そのシステムに合った操作をしないと、いくら検索してもヒットしないので注意。
▼検索方法の種類は?
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▼論理演算の可否は?
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▼キーワードの正規化は?
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▼「ヘルプ」や「使い方の説明」があるか?
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(3) キーワードを選ぶ
基本的には「できるだけ短いキーワード」で、「ピンポイントで結果を得る」ことが理想。
以下は、著者名とタイトルから特徴のある語句を選択し、組み合わせた例である。
▼「宮沢賢治. 注文の多い料理店」の場合には?
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(4) 検索方法の工夫
ヒット数が多すぎる場合や、少なすぎる場合は、検索方法やキーワードを工夫する。
▼ヒット数を減らしたい
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▼ヒット数を増やしたい
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(5) 検索結果を確認する
ヒットしたからといって安心せず、その結果を確認する。
以下は、部分一致検索によって「ノイズ」が混じってしまう例である。
▼「林京子」で部分一致検索
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(6) 検索結果の表示画面を活用する
一覧画面や詳細画面に、便利な機能が組み込まれている場合もある。
どのような機能があるかをチェックしておけば、より効果的な検索ができる。