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情報検索の基礎知識
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事例4
事例4. 国書データベースによる古典籍検索
1. マニュアルの確認
国書データベースマニュアル (PDF) を読み、検索の注意点を確認する。
国書データベース のリンクは下記から。
国書データベースマニュアル (PDF) のリンクは下記から。
2. 国書データベース の特徴
(1) 収録対象
- 古典籍（江戸時代以前の書籍）等資料の書誌情報と、その一部の高精細画像。
(2) AND 検索
(3) OR 検索
- 項目内＝可能。「+」か「|」で区切る。
- 項目間＝不可。
(4) NOT 検索
(5) 部分一致検索
- 基本が中間一致。
- 部分一致＝可能。プルダウンメニューで選択。
- 前方一致＝可能。プルダウンメニューで選択。
- 後方一致＝可能。プルダウンメニューで選択。
- 両端一致＝説明なし。
(6) フレーズ検索、完全一致検索
- フレーズ＝可能。検索語を「"」(半角ダブルクォーテーション) で囲む。
- 完全一致＝可能。プルダウンメニューで選択。
(7) 正規化
- 全角と半角＝説明はないが、区別しない。
- 大文字・小文字＝説明はないが、区別しない。
- ひらがな・カタカナ＝説明はないが、区別する。
- ひらがな・カタカナの大小（アァ、ツッ、ヨョ、など）＝説明はないが、区別しない。
- 漢字の異体字＝説明はないが、区別しない。
- 記号＝説明はないが、区別する。
(8) その他
- 「書誌検索」「著作検索」「著者検索」「画像タグ検索」「全文検索」の5種類の検索が可能。
- 書誌詳細画面では、「CiNii Books」や「人文学オープンデータセット」へのリンクもある。
3. 国書データベース の検索例
(1) トップページの簡易検索
- 「キーワード」＝「八犬伝」、「検索対象」＝「著作」の場合の例。
- 検索結果の一覧表示画面。
- 「検索対象」が「著作」であったため、「著作から探す」のタブが選択された状態で表示されている。
(2) 「書誌検索」の詳細検索
- 「書名」＝「八犬伝」、「著者名」＝「馬琴」、「画像」＝「あり」の場合の例。
- 検索結果の一覧表示画面。
- 「書誌検索」であったため、「書誌から探す」のタブが選択された状態で表示されている。
(3) 画像がある場合の書誌詳細画面例
4. フルテキストの入手
- 画像ビューアのダウンロード機能を使い、JPEG形式の画像データを入手することが可能。
- 右上の「ウィンドウオプション」をクリックすると、メニューが表示される。
- 「ウィンドウオプション」メニューの表示例。
- 「Download」をクリックすると、画像サイズを選択するメニューが表示される。
- 画像サイズを選択するメニューの表示例。
- 希望するサイズをクリックすると、選択した画像が新しいウィンドウに表示される。
- また、希望するサイズを右クリックし、ブラウザの「名前を付けてリンクを保存」機能を用いて任意の場所に保存することもできる。
- 「Whole image (702 x 468px)」をクリックした場合の表示例。
- この画面を、ブラウザの保存機能を用いて任意の場所に保存することもできる。
